web3マーケティング (web3技術を活用した顧客ロイヤルティ向上・ファン顧客創出)が大いに注目されています。すでに国内外で、顧客ロイヤルティを高めるためにweb3を活用したプロジェクトが続々とスタートしています。いわゆる「web3マーケティング」が登場しています。
こうしたプロジェクトを「顧客ロイヤルティを高めるweb3活用事例レポート(2023年)」に、取りまとめて絶賛公開中です。本レポートでは、顧客ロイヤルティ向上の重要性、web3マーケティングを活用した顧客ロイヤルティ向上の可能性を解説した上で、国内外のweb3マーケティングを活用した顧客ロイヤルティ向上の先進的な事例を紹介しています。
本記事では、レポートの概要部分をピックアップしてご紹介します。本レポートを通じて、web3技術(NFTなど)を用いたロイヤルティ向上の可能性を感じていただければ幸いです。
web3マーケティング・NFTマーケティングの活用事例を詳しく知りたい方は、ぜひ以下からダウンロードしてご覧ください。(無料でダウンロードいただけます)
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- ロイヤルティプログラム成功事例の設計図
- web3活用事例レポート
- Z世代×web3マーケティング
完全版のレポートでは各事例を詳しく紹介しています。web3マーケティングレポートの中身を一部ご覧ください。
本レポートは以下の三章で構成され、第三章ではロイヤルティ向上に向けてweb3マーケティング・NFTマーケティングに取り組む国内外の6つの企業・ブランドをご紹介します。
■ 本レポートの構成
・第一章|現状のブランドと顧客の関係性の課題
・第二章|web3による顧客ロイヤルティ向上の可能性
・第三章|顧客ロイヤルティ高めるweb3活用事例
-事例1. スターバックスコーヒー
-事例2. ナイキ
-事例3. BMW
-事例4. サッポロビール
-事例5. カルビー
-事例6. 新宿浴場組合
【こんな方におすすめ】
・企業の新規事業やデジタル化推進担当で、web3・NFTの活用可能性を模索している方
・企業のマーケティング担当者で、web3を活用した顧客ロイヤルティ向上に興味がある方
・国内外の最新web3・NFT活用事例を知りたい方
【レポートでわかること】
・顧客ロイヤルティ向上がなぜ重要なのか
・web3を活用することで、どのように顧客ロイヤルティが向上できるのか
・web3を活用した顧客ロイヤルティ向上の最新事例
本記事の以下では、レポートの内容をピックアップしてご紹介します。より詳しく知りたい方はぜひレポートをダウンロードしてご覧ください。
第一章|現状のブランドと顧客の関係性の課題
現在の企業と顧客の関係性
現在、多くの企業が顧客を「価値を提供する対象」と捉え、顧客の課題やニーズを調査し、その課題を解決する/ニーズを満たす商品・サービスを作り上げ提供しています。
このような状況において、企業は顧客を見つけるために、可能な限り最終的な商品・サービスの購入へ辿り着く顧客を増やすファネル型のマーケティング手法が主流でした。
現状のブランドと顧客の関係性の課題|増加の一途を辿るCAC
昨今、CAC(顧客獲得コスト)が増加の一途を辿っており、企業にとっては深刻な課題となっています。その背景には、個人情報保護強化(Cookieの廃止)によるパーソナライズされた広告配信の抑制や、広告・キャンペーンの過剰提供による広告効果の低減があります。
加えて、日本国内の市場で考えると、急激な人口減少もまた、顧客獲得の難易度を上げていきます。総務省の資料によると、これから2050年にかけて毎年100万人近い人口が減少していく見込みです(出典:総務省「市町村合併の進歩状況について」)。
LTV向上に向けた「ロイヤルティマーケティング」
「CACの低減」が困難になる中、「LTV(顧客⽣涯価値)の向上」の必要性が高まっています。そして、LTVの向上に向けて最も効果的な⽅法の1つが、「ロイヤルティマーケティング」です。ロイヤルティマーケティングとは、既存顧客に対して投資して、彼らのロイヤルティ(忠誠⼼・ファン度合い)を⾼めることで、ファン基盤を構築して新規顧客を呼び込む好循環を作るマーケティング手法のことです。
顧客ロイヤルティ向上に向け、アプリを通じた顧客とのタッチポイントの増加や、ファン同⼠が交流できるコミュニティサイトを⽤意する取り組みなどが取り組まれています。
第二章|顧客ロイヤルティ向上に向けたweb3マーケティングの可能性
顧客ロイヤルティ向上に向けたweb3マーケティングの可能性
顧客ロイヤルティ向上に向けた効果を高めるために、NFTなどのweb3技術を活⽤した先進的なweb3マーケティング事例も国内外で新たに登場しはじめています。
ロイヤルティの高い顧客を起点として新規顧客を呼び込むためには、顧客獲得をゴールではなくスタートとして考える必要があります。単純に顧客を獲得して終わりではなく、獲得した顧客と継続的・⻑期的な関係を築き、徐々に顧客をファン化していく仕組みが必要です。
web3時代において、企業が顧客との継続的・⻑期的な関係を築くために、ブロックチェーン技術を利用したNFT(非代替性トークン)が強力な武器となるのです。
顧客ロイヤルティ向上へのweb3マーケティング・NFTマーケティングの効果
企業による顧客ロイヤルティの向上に対して、NFTの活用は大きく5つの効果を持つと考えられます。レポートでは、以下についてより詳しく解説しています。
1)デジタル資産の所有が創り出す新たなブランドへの繋がり
2)NFTを活用したコミュニティ形成で熱狂的なファンを獲得
3)顧客接点の拡大でブランド好感度を飛躍的に向上
4)パーソナライズされたエクスペリエンスで 顧客満足度を向上
5)シームレスなインタラクションで顧客の利便性を高める
第三章|顧客ロイヤルティ高めるweb3マーケティング活用事例
第三章「顧客ロイヤルティ高めるweb3マーケティング活用事例」では、6つの国内外の最新事例を取り上げて紹介しています。それぞれの取り組みを簡単に紹介します。
事例1. スターバックスコーヒー|web3ロイヤルティプログラム「Starbucks Odyssey」
スターバックスは、これまでも「サードプレイス」という地位を築き、多くのファンを獲得してきました。そんなファンづくりの雄とも言えるスターバックスは、2022年9 月にNFTなどのweb3技術を用いたロイヤルティプログラム「Starbucks Odyssey」についての情報を公開し、2022年12月には 従業員や一部の顧客向けにベータ版をリリースしています。web3マーケティング・NFTマーケティングの未来を拓く事例とも言えます。本レポートでも一部公開が始まったStarbucks Odysseyの仕組みを紹介した上で、ブランド理解の深化や利用者同士のコミュニティ形成の文脈から、スターバックスコーヒーが目指すファンとの関係性について詳しく解説します。
事例2. ナイキ|web3マーケティングプラットフォー ム「.SWOOSH」
ナイキは、2019年からweb3領域への参入を始め、2021年にはClone Xを手掛けるRTFKTの買収、NFTスニーカー「Dunk Genesis CRYPTOKICKS」をリリースするなど、積極的な動きを見せています。そして、2022年11月にはweb3プラットフォー ム「.SWOOSH」を公表し、web3時代における新たな顧客との関係構築を進めています。web3領域において、売上高・コミュ ニティ規模ともに実質1位に君臨するナイキの取り組みを、フィジカルとデジタルの融合、NFTコレクションClone Xとのコラボ、メタバースへの接続の視点から読み解きます。
事例3. BMW|Binance Chainを利用したweb3ロイヤルティプログラム
自動車メーカーBMWは、2022年12月29日に、Binance Chainを利用した最新のweb3ロイヤルティプログラムを発表しました。BMW はweb3を同社のシステムに統合した後、タイで顧客向けにブロックチェーンベースのロイヤルティプログラムの導入を視野に入れているといいます。その他の自動車ブランドでは、ポルシェやランボルギーニが、ブロックチェーン技術の活用やNFTの発行を始めています。BMWの取り組みを外観しながら、自動車ブランドによる顧客ロイヤルティの向上に向けたweb3マーケティング・NFTマーケティングの取り組みを見ていきます。
事例4. サッポロビール|web3マーケティング施策
サッポロビールは、これまでもファンと共にビールを作る「百人ビール・ラボ社」の立上げ、グループ会社の外食産業部門の「YEBISU BARアプリ」などを通じて、顧客ロイヤルティ向上を図ってきました。 2021年11月からは「サッポロ SORACHI1984」のブランド価値向上や更なるファンの獲得を目指し、web3技術を用いた独自のトークンやNFTの発行を行なっています。ファン同士を繋ぐお店マップや、デジタル会員証の仕組みを取り入れたサッポロビールの新たな取り組みを紹介しています。
事例5. カルビー|web3マーケティング技術を用いたゲーム「Astar Farm」との連携
子供から大人まで多くの方に親しまれているカルビー。これまでも10万人にじゃがいもと景品をプレゼントする「Calbee収穫祭」や、パッケージを折りたたんでポイントを貯める「ルビープログラム」など、話題性のあるファンづくり施策を行なってきました。そして、2022年7月には、web3技術を用いた農業ゲーム「Astar Farm」上で、じゃがいもの限定NFTを配布しました。ファン同士や生産者を繋ぐコミュニティづくりも視野に入れるカルビーのweb3マーケティング領域の取り組みを解説します。
事例6. 新宿浴場組合|web3マーケティング×地域活性化「NFTデジタルスタンプラリー」
新宿浴場組合は、新宿区内全域に19箇所の銭湯を展開しており、これまでも毎年、地域の銭湯を巡る「スタンプラリー」など様々なイベントを企画・実施してきました。一方、これまでのイベントは既存の高い年代の顧客向けの施策となっており、新規の若い世代へのリーチが課題となっていました。こうした状況に対して、私たちProofXと共に、2022年にweb3やNFTを用いた「デジタルスタンプラリー」を開催しました。「古き良き銭湯」と「新たなweb3技術」が融合した本企画の仕掛けを紹介します。
ProofXは現在、web3時代のロイヤルティプログラムを共に創っていく企業の皆様を募集しています。web3マーケティング・NFTマーケティングの未来を拓くために、共に日本の先頭を走ることにご興味のある皆さまからは、ぜひ以下のフォームよりご連絡ください。
web3マーケティング・NFTマーケティングの事例を詳しく知りたい方は、ぜひ以下からダウンロードしてご覧ください。